今日から携帯電話の番号ポータビリティサービスが開始した。
ポータビリティ(portability)とは、移動のしやすさといった意味があり、電話の世界では、固定電話の「0AB~J」番号をIP電話でそのまま利用できるといった意味でも利用されている。(IP電話サービスでは、通常「050」番号を使う。現在は、「0AB~J」を利用できるIP電話サービスも多数存在する。)
携帯電話では、何を移動するかというと、やはり一番は携帯電話の番号。今までは、携帯電話は契約事業者ごとに番号を変更するため、気に入った事業者があっても、番号変更の連絡が面倒でなかなか変更できなかったが、今回のサービス開始によりその手間は省けるが、メールアドレスは変更しなければならない。また、携帯電話が変わると操作性の違いなどで高齢の方には、新しい機能を覚えるのは大変なのではないかと思う。調査会社の発表でも7割ぐらいの人は、携帯を変更する予定はないとのことだ。
今日のサービス開始に先立ち、昨日各社が記者会見を行った。とくにソフトバンクモバイルは、当初予定はなかったが、急遽孫社長がサービスを発表した。その名も「予想外割」・・・・なんとも言えないネーミングだ。ソフトバンク同士の通話であれば無料になるらしい。これは、既にウィルコムがサービスを開始している内容であるが。ちなみに、ウィルコムのPHSは、サービス内容はほぼ携帯と遜色ないものの技術的な違いなどもあり携帯電話仲間に入れてもらえていない。
しかも、他の事業者のサービスよりも必ず210円安くするものらしい。他社が値下げしたら24時間以内にすぐに値下げをするというものだ。210円以下のサービスだとどうなるのか。ソフトバンクは自社で作成した「速報新聞」なるもので「通信業界に激震」という新聞の号外みたいなものを配布していた。ちなみに、料金についてショップに問い合わせてみたら詳しい内容はまだお答えできないとのこと。社員にとっても激震であったみたいだ。
料金が安いのはありがたいことだが、そろそろ通話料の値下げだけではインパクトが少なくなってくる気がする。第4世代の携帯電話の実現はまだ先のことであるが、値下げ以外にサービス的な付加価値があれば、ユーザとしてはさらにありがたい。auやドコモが急激にシェアを伸ばした時期には、値下げ以外にサービスや端末の使い勝手という点が大きく影響していると考えられる。たとえば、「iモード」「写メール」「着メロ」など。ぜひとも、新たなサービスの付加価値に期待したい。
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