日本のユーザー企業の多くが,ITメタボリック症候群に陥っているそうだ。
「メタボリック症候群」は,血圧や血糖値などの小さな異常に内臓肥満が加わることで,深刻な病気になる確率がぐんと高くなるというもの。ITメタボリック症候群は、その“IT版”のつもりで日経コンピュータが考えた造語で以下の記事の中でチェックリストがあり、なかなか面白い。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061031/252305/
一般にIT投資額は、売り上げの1%程度と言われているが、日本においてはその内訳として、8~9割が運用管理費、新規投資や企画の費用は1割~2割というのが現状である。そのため、日本の情報システム部門の多くはITの牽引役ではなく、ユーザ部門の「こま使い」的な立場になることが多い。また、何事もなく運用をすることは非常に大変な作業であるにも関わらず、何事もないときには感謝されず、問題が発生すると大変な非難を浴びる。いろいろな情報システム部門の方と付き合いがあるが、基本的にあまりモチベーションが高くない印象を受けてしまう。
理想的には、投資額に対して運用管理と新規投資・企画の比率は5:5と言われている。何が投資額を圧迫して効果が出ていないのかをぜひ定期的に診断するべきであると考える。また、投資効果を挙げるための仕組みとともに、情報システム部門のモチベーションを挙げるようなモチベーションコントロールをすることで、優秀な技術者が多く育つ環境をつくることができるだろう。
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